基礎断熱工法を採用しているので床下空間の利用が出来ます。
基礎とユーティリティーの下の空間に、外から出入りできる物置をつくり、そのスペースには電気
温水器を設置しています。
寒いこの地域でも、11月中旬くらいまでは電気温水器の“廃熱利用”をすることで家の中を暖め
てくれます。
普段は外の大気に捨ててしまう熱も有効に利用します。流行のエコキュートはイニシャルコストが
高いので、あえてスタンダードタイプの温水器を使用しています。
強制循環機能も無いので、風呂のお湯がぬるくなった時は熱いお湯をたす事で簡単に湯温を調
整します。
この家では470リットルタイプの温水器を使用しましたが、今までの使用では残湯量が150リッ
トルを切ったことが無いので、心配し過ぎた容量設定であったかもしれません。
故障も無く、長持ちするシンプルな電気温水器が意外とLCAに効果を発揮するのです。
災害時にも電気温水器は意外と重宝な設備機器であることを知ってください。
|