エネルギー問題とは化石燃料の有限と、地球温暖化にあり、その代替エネルギー
としての原子力は危険と背中合わせで、主力とは成り得ない。
そうかといって需要が大きすぎるのと、工業では集約する必要もあって、とても自然エネル
ギーでは間に合いそうもない。 エネルギー問題を考える今、私達の目の前は八方塞のよう
な状態に思えます。
私達はエネルギーの有効な利用についてはまるで無頓着でした。
なんと発電所の効率が4割にも満たず、ガソリン自動車に至っては15%しかありません。
そこで浮かび上がってくるのが、熱の中にある「温度という価値」を、川に作られたダムのよ
うに引き出して、有効に利用するコジェネレーションです。(ダムの良否は別として)
また、化石燃料に代わるエネルギーが実用化されようとしています。
それは、水が電気分解によって酸素と水素に分解される現象を逆手にとった燃料電池で
す。
排気されるのはCO2ガスではなく、水という画期的なものです。
既に車等で実用化され、家庭での実用化も十分に可能とされています。(現在燃料の元に
なる水素の調達に困難している)
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