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注文住宅,長野県上田市,高断熱高気密住宅,輸入住宅,オール電化住宅,自然素材の家,スウェーデンハウス,エルウッド
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長野県上田市保野45  TEL 0268-39-8222  e-mail rokumonsen@e-and-hus.info
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高断熱高気密住宅 【高断熱性能編】


高断熱住宅 : 断熱材の断熱性能を上げて、断熱材を厚くすることにより
より小さな熱(省エネ)で家全体を暖める(全室暖房)ことが可能になります


在来工法とツーバイフォー工法の、当社の工法の違いによる断熱施工法の選択をご覧下さい


軸組み工法(在来工法)の場合

外断熱工法の場合には、外壁材の重みなどを考慮
して、断熱材を少しでも薄くする必要があるので、断
熱材そのものの断熱性能を上げる必要があります
ツーバイフォー工法(枠組壁工法)の場合

充填断熱工法の場合には、断熱性能を上げるため
には断熱材の厚みを増やすことが必要なので、建物
の躯体の厚みを確保する必要があります

外張り断熱工法(外断熱)

充填断熱工法(内断熱)
【屋根断熱】
【屋根断熱】 小屋裏断熱・天井裏断熱
標準仕様が厚さ100mmのウレタンボード
硬質ウレタンボードを外張り断熱で施工します。
断熱材はアキレスの外張り専用高性能断熱材
標準仕様が厚さ200mmのグラスウール
高性能グラスウールをブローイングの専用マシーンで天井裏いっぱいに吹き込みます
【外壁断熱】 外断熱・外張り断熱工法
【外壁断熱】 内断熱・充填断熱工法
厚さ50mm
硬質ウレタンボードーを外張り断熱で施工します。
家全体をスッポリと覆います。
断熱材が切れ目無く施工されるので、柱や間柱、梁などによる断熱欠損が無くなります
厚さ140mm
2×6材(ツーバイシックス材)140mmの壁の中に高性能グラスウールをいっぱいに吹き込みます。
在来工法では、一般的に12cm(4寸角)の柱ですので、断熱材の厚みは12cmが限度になります




基礎断熱

当社では全棟「基礎断熱工法」を採用しています
厚さ50mmの硬質ウレタンボードで外張り断熱で施工します。
床下を室内と同じ環境にする為のものです。

これによって床下も室内と殆ど同じ温度になるので、床暖房しているのと同じ環境が作
られます。
構造材も常に換気装置によって乾燥状態を保たれています。



「暑い夏を涼しく過ごす」  「寒い冬を暖かく過ごす」

しかも

「省エネ」で!

これがこれからの住まいに求められる性能ではないでしょうか!?



住まいの 「 断熱 」 に つ い て 考 え る


住宅用の断熱材には、繊維系やボード系等があり、それぞれの性能が「次世代省エネ基準」でもはっきりと区別されるように
なり、それぞれの断熱材が持つ断熱性能によってそれぞれの厚みが設定されました。
しかし、断熱材には繊維系でもグラスウール・ロックウール・セルローズ・
etc、ボード系でもウレタン系・スチレン系・etc、そして断熱材のメーカーも
数多く、それぞれの断熱材を使うことによる断熱工法も充填断熱と外張り
断熱数、付加断熱等新しい断熱方法多く、価格もそれぞれで大きな幅が
ある為に、一般ユーザーにはどれが一番良いのかは、なかなか簡単に判
断できる物ではありません。



セルローズファイバー

天井裏への吹き込み施工
風景

ロックウール

アスベストとの違
いはロックウール
協会のHPで確認
してください。




今日までの日本の
住宅ではグラスウ
ール等の綿状の繊
維系断熱材を使っ
て、いわゆる内断
熱(充填断熱)工法
による断熱方法が
一般的に取られて
きました。
充填断熱工法による断熱は実際のところ柱・間柱・梁等が断熱されないために非断熱部分
となってしまう部位が多かったり、日本でもっともポピュラーな在来工法においては、筋違い
等の邪魔者も多くて、きちんとした施工方法で施工されている建物は数少なかったと言われ
ています。
ビニール袋入りのグラスウール断熱材がきちんとその性能が発揮できるよう施工されている
建物は数多くありません。それはビニールはグラスウールの飛散を防ぐためだけの物ではな
いからです。
住宅全体の気密性能を上げるという観点からは、日本に古くから伝わる真壁というデザイン
のため、特に施工時に『ベイパーバリア(Vapor Barrier[防湿層])を造る作業』がとても
大変で厄介な作業でした。
袋入りの断熱材は気密層も同時に確保できるように
作られているのですが、真壁を想像してみて下さい。
本来間柱に袋の耳をかぶせる施工方法が真壁では
どうしても柱部でかぶせることが出来ない為に殆どが
いいかげんに施工されているのです。
せっかく性能の高い断熱材を充填しても断熱材の周
りが隙間だらけではその性能は十分に発揮されるこ
とはありません。


充填断熱だけを推奨する人達は「柱や梁の木材も断熱材」と言いますが、外張り断熱を推奨する人達に言わせると「木材の熱伝導率は極めて低く、現在の高断熱住宅のレベルにおいてはとても断熱材と呼べるものではない」と言うので、ここでもまた一般ユーザーは益々困惑してしまいます。
外張り断熱工法(外断熱) 断熱材各種


外断熱(外貼断熱)の場合いの木材は「断熱材の補助」とする程度の考えくらいは出来るため(この場合、木材は冷橋ではなく断熱になると考えられます)外貼り断熱派は充填断熱そのものを否定します
内断熱(充填断熱)工法             外断熱(外貼り断熱』工法


外貼り断熱を推奨する人達のように、いくら外貼り断熱工法が充填断熱より良いと言っても、私の知り得る限りでは世界の住宅先進国で木造の新築住宅において外貼り断熱をする建物を見ることはまずありません。

木造住宅の新築時に外貼り断熱による断熱方法をするのは日本くらいではないかと思います。

『なぜ日本だけ』が外貼り断熱が導入されシェアを拡大しているのかと言うと、それは日本独特の在来工法と真壁のデザインやプランには、充填断熱工法で高い気密性能を求めると現場での施工があまりにも容易ではないからです。(出来ないということでは有りません) 

いいかげんに充填断熱をしてきたビルダー達は、この外断熱に反する要素を持っていなかったのです充填断熱するだけのことならともかく、気密作業を考えれば日本建築の和室はとても厄介なものなのです。

そんなデザイン的なものと、和室という生活習慣をも含め、高気密高断熱住宅には外断熱が優位だと考えられてますが、今後の技術の進歩、デザインそして生活習慣次第では外貼り断熱ビルダーが充填断熱工法に戻るケースも十分ありえると思います。

断熱材のコストでは明らかにボード状断熱材のほうが高価であるし、生産時のエネルギーやリサイクル性能を繊維系と比較したり、繊維系断熱材には天然の木質系の繊維素材や羊毛断熱材等も出てきていることを考えれば、やはり有るべき姿が見えてくるような気もします。

真壁が無い北欧では、昔から充填断熱で高い気密性能も取られているのです。

私達も当然「真壁」というデザインを大切にしながら高い断熱性能を・・・と考えれば、外貼り断熱をお薦めする事になるでしょう。



外壁      外張り断熱工法      屋根

【私達の考える外断熱工法と充填断熱工法】

在来工法による真壁造は、構造駆体である木材を室内に表すことで、木の温もりを自然と醸し
出し、それは『構造の状態がいつでも見ることが出来る』という安心感をも住む人に与えてくれ
ています。

外張り断熱工法(外断熱工法)と基礎断熱の組み合わせであれば、屋根から基礎までをスッポ
リと断熱するため、小屋裏や床下も室内同様の温熱環境に取り込みます。

これにより小屋裏の有効利用や吹き抜け等の自由な開放的なデザインを可能にします。
冷暖房機器をより効率よく(省エネルギー)使うためには、より性能の高い断熱材が必要です。

また私たちは、外張り断熱用の断熱ボードを、合板等に断熱材を吹き付けした一体型のパネル
と違い、建物の解体時には「分別して処分できる」という考え方と、高価な断熱材に必要以上
の運搬費や工場での余計なエネルギーをかけないためにも、外貼り断熱工法であれば『現場
で貼る』という作業が適切ではないかとも考えます。

一体化されたパネルの断熱材と合板を分離させる作業はとても困難で、解体時の現場での分
別作業はまず不可能になるでしょう。

建物はどんなに長命化をしても、いずれは大量のゴミになるのです。我々はその時の、後世へ
負担も考慮する必要があると考えます。

断熱方法と材料については、外断熱工法では比較的高価なウレタン系の断熱ボードが施工的
にも評価は高いようですが、しっかりとした技術とノウハウがあれば、スチレン系の断熱ボード
でも少し厚みを増やすことで十分対応はできますし、充填断熱であっても同じく、優れた性能を
有する建物を建てる事は可能です。

建てる側と、住まう側がいかに同じ意識の上で建物を造るかで、どうにでも出来る事なのです。

私達はたまたまスウェーデンという国が好きで、その国の人達との交流から枠組み壁工法(ツ
ーバイフォー工法)も施工していますので、充填断熱工法の施工もしますし、外断熱工法の住
宅も建てています。

住宅造りに、今必要なのは外だとか内だとかの論議ではなく、いかにユーザーの求めるデザイ
ンをプロとして提供できるか?だと考えています。

  在来工法による真壁の室内デザイン → 外断熱工法(外張り断熱工法)

  洋風デザインの大壁の室内デザイン → 充填断熱工法(内断熱工法)

私たちは、室内のデザインで工法を選択していると言っても過言では有りません。
在来工法の真壁の家に住みたいというユーザーに、洋風の枠組壁工法(ツーバイフォー工法)
の家での暮らしを押し付けても仕方有りません。

「どんな家をつくりたい?」 より 「どんな家で暮らしたい?」

工法ではなく、要はこなせる技術力があるかどうかです。

しっかりとした知識と経験で、いかに無駄なコストをかけずに長命住宅を提供できるかだと考え
ています。


   
 【外張り断熱工法(外断熱工法)のメリット】
@断熱・気密工事の施工が容易
外貼り断熱工法(外断熱)には左記のようなメリットに加えて断熱材が構
造と関係ないため、施行の簡略化・合理化が可能になり、部分的な環境
の悪化が無いので室内環境が良好に保てます。
また、外断熱による室内は表面温度が高く体感温度も高くなります。
A木部のヒートブリッジが無い
B床下・小屋裏の有効利用が出来る
C構造体の壁体内結露の心配が無い

※ ただし、施工が用意であるということは、意外と適当にやってもそこそこの性能が出るということの裏返しでもあります。
私達は、以外にもそんな現場も数多く見てきました。正直それが一番手ごわいところなのです。
下の表は、厚さ100oの断熱材が室温20℃で、外気温度−10℃の内外温度差30℃の場合に室内表面温度を19℃にする
ということを示しています。
表@
断熱材、ガラスの種類 室内表面温度
 厚さ200mmの断熱材
19.5℃
 厚さ100ミリの断熱材
19.0℃
 厚さ50ミリの断熱材
18.0℃
 3層ガラス
14.0℃
 複層ガラス
10.0℃
 2重サッシ
 6.5℃
 1枚ガラス
1.3℃

内外温度差が30℃の時に厚さ100mmの断熱材であれば表面温度は19℃になり、この時外貼り断熱であれば木部のヒート
ブリッジが無い為、内側の表面温度を20℃に設定すると体感温度もほぼ20℃にすることが出来ます。



  断熱と気密化との関連

グラスウールなどの綿状断熱材を使う場合に、その
性能を十分に発揮させるためには断熱層の中で空
気を移動させない「静止空気層の保持」と乾燥し
た状態を保つための「乾燥空気層の保持」が重要
なポイントになります。

充填断熱による施工ではこの二つのポイントがきっ
ちりと守られて保てる状態にあれば、断熱材はどの
ようなものでも100%の性能が発揮できると言われ
ています。

このことは、いくら断熱材を厚くしても、断熱層内に
外気や室内の湿った空気を侵入させてしまっては
重要な二つのポイントが保てずに、それに応じた割
合で断熱性能は落ち、室内の表面温度は低くなっ
て、壁体内での結露が発生しやすい状態になると
いう事につながります。そのためにもやはり気密化
は必要ということになります。



「静止空気層の保持」 と 「乾燥空気層の保持」

 この二つの点について、皆さんが普段見かける光景で何か気になることは
有りませんか?
 町で見かける建築中の建物で、上棟したばかりで屋根もかからないま
ま雨にさらされて放置されている建物や、雨が建物の中に入るのを防
ぐために雨除け代わりに壁の中に押し込められている繊維系断熱材
ことです。
 雨で濡れた木材や断熱材は、この時点でたっぷりと水分を含んでいるので
す。工程の都合上かもしれませんが、内部ばかりが先行して出来上がる建
物は断熱の施行程度も悪く性能を低下させる一方です。
 これらの施行管理はキチンとした理論を持っていない現場の職方さんや現
場の管理人の人たちの家に対する思いやりの無さ、知識の無さをあらわして
います。(昔ながらの屋根に瓦を載せ、無垢の未乾燥の木に荷重をかけ乾
燥をもさせるために放置している物とは違います)



充填断熱工法の場合は、防湿シートのジョイント部や木部の取り合いなど全てに防湿気密施行を施してやる必要があります。
これが意外と手間のかかる面倒で難しい作業なのです。気密性能を上げようとすればするほど、この作業は職人芸的な要素
が必要になり、手間ひまがかかるのです。
ところが外貼り断熱工法にすると断熱材のジョイント部分のみがポイントになり、気密性能も上げやすくなります。



  普及させる

「大量に、簡単にやれることが一番普及しやすい」ということからも、今は外貼り断熱工法が有利だと多くの人に考えられて
います。
しかし、簡単にやれるといってもそれなりの技術は必要だし、ノウハウも持っていないと出来ない作業なのです。少しでも早く短
命な家造りを減らすためにはこういった住宅が増えることが非常に大事なのです。
やたらと難しい技術で高気密・高断熱を世の中に普及させることは、現時点では多くの間違いだらけの高気密・高断熱住宅を
建てさせることにつながってしまう恐れが、割合として高いのです。それがどれだけ恐ろしいことかは、もう誰もが現実に目の当
たりにしていることと思います

現在、省エネ対策としても当然住宅の高断熱化は必要ですし急務です。断熱に対して内外どちらかと聞かれれば、
私達は枠組み壁工法で対応できるデザインの家であれば充填断熱、真壁の在来工法によるデザインが優先される建物であ
れば外貼り断熱になります。
構造体の工法は選びませんし、限定するものでもないと考えています。あくまで工法は自由であるべきもので、その中でできる
最大限の技術をお届けします。構造体の種類によって住宅の長命化が失われるとは思っていませんし、どちらの構造体でもこ
なせる知識と経験は持っていると自負しています。
省エネ住宅は高断熱化だけでは成り立ちません。高断熱と密接な関係にある住宅の気密化について考えます。

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