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【地鎮祭】
いよいよ工事が始まります
こちらのオーナは、自宅兼の展示場の見学会を開催した時にいらしたお客様で
す。
今日、私にとってもここへ辿り着くまでの色々な事を思い出しながらの感動の地鎮
祭になりました。
お孫さんもでき、東京に暮らす子供達も冬でも楽しみに信州へ来れる、近くに住む
子供達も皆が集まれる家造りを目指して計画もスタートしました。
ここに参加した全員が様々な思いを胸にこめて工事がスタートします
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【基礎工事】
←根伐り・床付け
標準仕様のベタ基礎工法です基礎の高さに注意しながら機械で掘っていきます。
防湿シート
捨てコンクリート→
ビニールは下からの湿気を防ぐ為に施工します。墨を出すために捨てコンクリートを打ち込みます |
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【基礎工事】U
鉄筋工事 配筋・組立→
スペンサー等でカブリ厚を確保しながら鉄筋を組み立てます。大事な仕事ですから仕上がりもきれいでなくてはなりません
↓耐圧版コンクリート打設
ポンプ車を使ってコンクリートを流し込みます。 ベタ基礎工法は不等沈下を防ぐ為に有効な工法です
型枠工事→↓
布基礎部分の型枠工事です。耐圧版に墨出しをして位置も確認して組み上げます。今回15センチの基礎巾を確保しながら施工します。
精度が高く、出来上がりもきれいに見せるためにも丁寧に真直ぐ組み立てます |
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【基礎完成・上棟前】
↑完成しました。外周部は基礎断熱のウレタンボード厚さ50oがコンクリートと同時打ち込みですので、基礎巾が20センチに見えます。『平屋なのにこんなにゴッツイ基礎が必要なの?』と言われます。
上棟前に屋外の給排水の配管を完了させます→↑
各地で数値は違いますが、凍結深度もあるので配管は深く施工します。関東以西の方には縁の無い話かもしれませんが、このために工事費用はどうしても余計に掛かってしまいます。
土間コンクリート打ち込み→
上棟前に土間コンクリートも完了させます。上棟後コンクリートで構造材を汚したり傷つけないためにもこの時期に完了させます |
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【土台敷き】
土台には防蟻効果からヒバ材を使いました。
金物工法でしっかりと固定されていきます。
オレンジ色した物は基礎内側の断熱ボードです。 |
【床合板】
上棟前に足元の安全のためにも床合板も貼ってしまいます。根太レス工法なので合板は28ミリの厚さのものを使っています。 |
【信州ふるさとの住まい助成金利用】 信州産カラマツ材使用
【上棟】しました。 信州産唐松材を構造材に使った、地産地消の家づくり。 娘さん御夫婦も駆けつけ上棟をお祝いしました。
やはり感慨深いものはありますね。上棟後は屋根の工事に取り掛かります。構造材をなるべく雨などで濡らさないようにスム
ーズに進行します。屋根には標準仕様のアキレス社の屋根用断熱材『次世代ボード 厚さ100o』を使います。手伝いに来た
応援の大工さんもこの厚さのボードにはビックリ!です。
【断熱工事】 壁にアキレス社の硬質ウレタンボード50oを外張り断熱(外断熱)で施工します
屋根との取り合いには発泡ウレタンで気密処理します。 黒いのは気密テープで、ボード同士の気密性を確保しています。 こ
こまでくると夏場の作業でも室内は本当に涼しくなります。
室内では【木製三重ガラスサッシ取付】が行われ【ユニットバス】の組立も始まりです
【造作工事】ではスウェーデン産のレッドパインフローリングやレッドパインパイン羽目板が貼られていきます。徐々に仕上がっ
ているものの、張っては直ぐに養生をしてしまうので全体の雰囲気はなかなか見ることができません。
【乾式レンガ】レールが貼り始めです。一見『鉄板の家?』と思われても仕方ないですね。
【クリップオンブリック】レールにレンガを引掛けていきます
目地も埋められていい雰囲気になってきました。この本物にしか醸し出せない独特の雰囲気がいいですね。
玄関の中にも一部レンガを貼っています。これは奥さんのこだわり。
【信州産唐松材の羽目板】を外部に貼っていきます。
木もやはり自然の雰囲気を醸し出してくれます。
本物でしか表現できないものはありますね。オーナーも思わずニッコリです。
【できることは自分でやる】施主参加型の家造りを目指して!。メンテナンスも出来る事は自分でやる事が大事という事で、数
年後のメンテナンスの備えて塗装はオーナーが自ら施工しました。
高い足場の上ですが『やってみたい』という気持ちで破風板・柱・梁・羽目板と外部の木部はオーナーが全て自分で仕上まし
た。満足感と愛着でいっぱいの住まいになりそうですね。
標準仕様の塗装できる壁紙ドイツの【ルナファーザー】に仕上げの塗装です。ここまでくると、いよいよ完成までもうわずかで待
ちどうしくてたまらない時期です。色は薄いアイボリーで、唐松材とマッチングしています。
どっ、どこまでいくの? アルミ製のシームレスレインガターは継ぎ目の無い現場成型の雨樋ですこの雨樋の取付の為だけ
に、朝早く埼玉から来て頂いた小林さん、ご苦労様でした。
こんな形で機械から出てきます。どんどん、どんどん出てきます。
最終的には約17メートル近くになりました。思わず『すっげぇ〜』 でも17メートルの雨樋が付く家って言うのも『すっごくねぇ
〜?』のヒトコマでした。この後取付の画像が無いのは私もこの長い雨樋を運ぶのに必死だったからです(笑 折れないよう
に注意が必要なんですね
お待たせしました!いよいよ完成で〜す!
まずは
【外観!】
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↑←西面 玄関
玄関ドアはお気に入りの
スニッカルペール社YD286G-TO
↑北面
すっきりとした裏庭
目立たない所もすっきりデザイン
←南面
ウッドデッキはオーナーが住んでから
ご自分で施工予定
玄関から勝手口まで続くポーチ |
【玄関ホール】
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↑←広々の玄関ホール
来客もついついビックリ!
ワンちゃんのためにスペースも確保
窓からの庭はピクチャーウィンドウ
↑玄関吹抜け
天井はレッドパイン貼り
玄関に入るといきなりの空間
←玄関を入ると和室の客間
さり気なく船底天井でアクセントを付けました。
天井にも長野県産の唐松羽目板貼り
サッシは1216と大き目の開口にオリジナル
デザインの上げ下げ障子を組込んでいます |
ホール吹抜けです
廊下側から見るとこんな感じになります
照明はお気に入りの以前のお宅で使っていた
ものを使っています。いい感じです。
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【リビング・ダイニング】
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↑←廊下を抜けると、ひろーいリビングダイニング
↑キッチンから見たLリビングダイニング
お孫さんが来てもいつもキッチンから
見ていられます
←リビングの大開口木製サッシ
四季折々が毎日楽しめます
↓←リビングからキッチン方向
玄関まで続くオープンなスペース
↓リビングからは庭が一望できます |
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今日、断熱性能の高い住いを造ろうとする時、どうしても窓という開口部を小さくしてしまう傾向が有ります。
断熱性能のために室内が暗くなってしまっうのでは、日々の生活に明るさが感じられなくなってしまいます。
室内の明るさを得ながら断熱性能を高めるためには、より断熱性能の高いサッシを使う必要が出てきます。
【廊下】
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ダイニングから北に伸びる廊下
この廊下がこの住まいの重要なポイントで、夏は北風が建物内に存分
に取り込まれる開口部として活躍、冬場は左側の物入れに設置され
た電気温水器から廃熱の暖がジンワリと取れるんです。
畑作業などの時はここから長靴を脱いで家の中に入れます。信州型の
住まい方がここに有ります。
プラン段階からどうしてもこの廊下をこの場所に取りたくて、オーナーを
説得しました。
廊下の右側奥には洗面所、左側奥にはトイレ、右手前には収納用倉
庫、手前左側には温水器を設置した物入れと、キッチンからの動線に
も配慮しています。
広さも柱芯々で1137.5ミリで有効でも1メートル以上で余裕のスペー
スです。 |
【トイレ】
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トイレです
便器は数年前に下水道が入った時に新品を入れたので今回それを捨てずに使いました。
使えるものをわざわざ入れ替える必要は有りませんよね。床はタイル貼りで掃除も簡単です。
介護を考えゆとりのスペースを確保しました。
手洗いカウンターは私が加工しました。
気にって頂き有難うございました。 |
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【 ロフト 】
リビングから上れるロフトは山小屋風にパイン羽目板貼りで仕上ています。ここでお孫さんと遊ぶ姿が目に浮かんできます。こ
こはご主人のお気に入りのスペースです。ピクチャーウィンドウの景色が素晴らしい。
【 ベッドルーム 】
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↑寝室は広い出入口とクローゼット
車椅子でも通れる出入口です。
毎朝のピクチャーウィンドウ↑→
こんな景色を毎朝楽しめます
蓄熱暖房機を設置。柔らかな温もりを
感じる暖房機です。
アクセントに勾配天井→
間接照明のカバーの木はオーナーの自作
作る側の意図をしっかり受け止めていて
くれます。
約7.5畳の寝室なので天井にアクセント
をつけ窮屈にならないようデザインしました |
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【サニタリー】
洗面脱衣所
床には奥様がこだわりを貫いたテラコッタタイル
厚みが不揃いな仕上がりも味わいです。
洗面カウンターも私が加工させて頂きました。ちょっとしたことで雰囲気は味わえるしコストは抑えられるんです。
正面浴室前の右側にはご主人の大好きなサウナ用のスペースがあります。
ご自分でベンチなどを作る予定です。
約1.25坪の広々サニタリーです。 |
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いかがでしたでしょうか?画像ではなかなか表現できないところもまだまだ有ります。このオーナーも『オストさんの展示場とし
て是非お客様を連れていらしてください』と言ってくれています。 ご覧になりたい方は当社まで是非ご連絡下さい。
概要:基 礎 ベタ基礎工法
構 造 木造軸組み工法(金物接合工法)
土台 ヒバ集成材
柱・梁 信州産唐松集成材(斎藤木材工業) 信州ふるさとの住まい助成金利用
断 熱 基礎 基礎断熱 外側50oウレタンボード 内側外側50oウレタンボード
屋根 硬質ウレタン次世代ボード 厚さ100o
壁 硬質ウレタンボード 厚さ50o
屋 根 三州焼き瓦 平板タイプ
外 壁 乾式レンガ貼り(クリップオンブリック) 色:セオドア
信州産唐松羽目板貼り(エルク)
内 装 床 スウェーデン産レッドパインフローリング
トイレ:タイル貼り 洗面所:テラコッタタイル貼り
壁 ドイツ ルナファーザー貼り 塗装仕上げ
天井 スウェーデン産レッドパイン羽目板貼り 一部唐松羽目板貼り
ドイツ ルナファーザー貼り 塗装仕上げ
建 具 スウェーデン レッドパイン節有りドア
クローゼット レッドパイン ルーバー/パネル(オリジナル)
暖房機 日本スティーベル社 蓄熱暖房機(3kw+2kw2台)
オール電化住宅・Eライフプラン
設 備 キッチン TOTO
浴室 TOTO
便器 既存利用
給湯器 三菱 電気温水器スタンダードタイプ
換気 アトゼック換気システム(第3種換気システム)
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