“スローライフ・田舎暮らし” セカンドライフは信州「軽井沢町」で定住を計画
寒い軽井沢町で暖かい家で暮らす!「木製3重ガラスサッシを使ったワンランク上の高断熱高気密住宅」
スウェーデンハウスよりスウェーデンの住まいに近い暮しの提案
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【構造・基礎工事】
基礎は標準仕様の「ベタ基礎工法」を採用しています
軽井沢町は凍結深度がGL-700と定められています
行政の指導でも、基礎のコンクリートの低盤はGLから70p下がっていないといけません
この場合必然的に基礎の立上り部分が高くなります
これは建設コストにも当然負担が掛かります
でも、これをしっかりやっておかないと後でとんでもない目に遭う事も・・・
地元では良く耳にする事なのです
関東と同じ感覚で基礎を造るのは大きな間違いですね
寒冷地にはそこに合ったノウハウが有ります
建設に当っては、その土地柄を良く知る事も必要ですね |
基礎断熱工法・外断熱工法を採用しています
基礎の外側にはアキレス社製の硬質ウレタンフォーム厚さ50oをコンクリートと同時打ち込みにしています
基礎の内側には硬質ウレタンボード厚さ50oを型枠解体後に貼り付けています
基礎のコンクリートを内側と外側からサンドイッチし、熱伝導率の高いコンクリートからの熱を室内に伝えないようにしています
普通より高いこの床下空間を今回は有効利用する計画です
基礎の巾は150oです 鉄筋は全て直径13oの異型鉄筋でタテヨコすべてピッチ200oで組上げています
実はこのオーナーは元大手ゼネコンにお勤めで、賢固な頑丈な躯体にすることも一つの約束でしたので、平屋建てとは思えない基礎になっています |
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軽井沢の寒い冬を暖かいスウェーデンハウスで過ごしたい
【構 造】
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構造材は在来工法の場合、当社標準仕様の「信州産唐松材の集成材」です
強度は米松の集成材と肩を並べるほどの高い強度を持つのが唐松材です
「信州ふるさとの住まい助成金」は、今年度から新築で1件辺り40万円と助成金額は減ってしまいましたが、しっかりと利用させていただいています
この長野県産カラマツ材の集成材を室内の空間にそのまま表して仕上げます
常に構造材が見えていることの安心感もあります
但し、真壁でありながら和風的に見せない工夫をしているので誰でもが馴染める空間です
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あったかい家づくり 信州型家造り 信州産カラマツ材で造る地産地消の家
〜〜〜あったかい家づくり〜〜〜
【断熱材・断熱性能】 高気密高断熱住宅・外貼り断熱工法・外断熱工法
断熱方法は外張り断熱工法(外断熱工法)を採用しています。屋根にはアキレス社製の硬質ウレタンボード厚さ100mmで施
工。
壁には厚さ50oの断熱ボードを貼り高断熱化しています。 これで次世代省エネ基準のT地域の仕様をクリヤー
屋根の断熱材と壁の断熱材の取り合い部分はしっかりと気密処理します。
【高気密住宅・気密測定】
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■気密性能・C値 気密性能は、1棟1棟しっかり気密測定します。 今回はC値が 0.6p2/u
外張り断熱工法の場合は、断熱材で覆われた時点で測定するのが好ましいです。
クロス等を貼ってからでは小屋裏や床下などに通じる部分が塞がれてしまうので、実際の数字がよく出すぎてしまうからです。
出来るだけ室内から開放した状態で測定し、悪い部分を特定し改修する事が必要です
黄色のジャンパーは潟tビロの山口氏です。
いつもウチの現場へ遠方から来てくれるのですが、一緒に要因を追求してくれる頼もしいパートナーです。
手前は同行してきた換気の潟Aルデエンジニアリングの高田氏です。
二人ともいろいろな情報を提供してくれます |
↓シーズンセンサー ↓室内サーモスタット ↓タイマー
【蓄熱暖房機・蓄熱式電気暖房】 (日本スティーベル社 蓄熱暖房器・電気式蓄熱暖房器)
日本スティーベル社のローボーイをチョイスし、床下空間に設置しています。
床下に設置する事で室内に暖房機は無くなり、居住スペースはスっきりとしています。
但し、今回は基礎工事も深くする必要性からあえてこの方法を採用しましたが、その費用はバカにする事は出来ませんので、
良く検討しましょう!
↑床下へ配管された給気ダクト ↑床下からの暖気を室内へ上げる床ガラリ
第1種換気システムの給気側ダクトを床下へ配管しています これによって床下で温められた暖かい空気は室内へと送られて
いきます OMソーラーと同じような空気の流れです
床下の空気を室内に上げるので、土台などに防腐剤を塗るようなことは出来ません そんな事から土台等は防腐剤のいらない
ヒバ材を使う必要があるのです 全て県産材だけで出来れば最高なんですが、様々な制約が有るので仕方がありません
少しでも綺麗にと 床下も数回にわたり掃除機をかけたりしたので結構大変でしたね
軽井沢の寒い冬を暖かいスウェーデンハウスで過ごしたい
リビングからダイニング 対面式のキッチンまで繋がる空間 床材にはスウェーデン産の無垢のレッドパインで仕上げています
パインフロアーは素足で歩きたくなる何とも言えない質感です 自然素材のみが醸し出せる質感と癒し効果 室内を明るく演
出しながら住む人へ至高のリラクゼーション効果を与えてくれます
ゆったりとした一時、雰囲気を味わう為にもここでは薪ストーブは必須アイテムですね
薪ストーブはヨツールのF400 お気に入りのデザインと大きさや性能を吟味して導入
炉台は御影石の黒 黒ミカゲで質感もバッチリに仕上げました 石の下は不燃ボードで
しっかりとケアしてあります こういった見えないところにもしっかりと気配りをしています
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【木製3層ガラスサッシ】木製トリプルガラスサッシ
スウェーデンの木製サッシはまさにピクチャーウィンドウ
朝起きて外を見るのが楽しくなる窓です
壁に額を下げる必要は有りません この木製サッシ自体が額になってしまうのです
そして四季折々の風景を見事に映し出してくれるのです
またこのサッシは性能でもどんなサッシにも引けを取りません 製作における時点のエコロジー性能から使用時の性能までと ハイクオリティなサッシである事は事実です |
軽井沢の寒い冬を暖かいスウェーデンハウスで過ごしたい
【室内外の温度差】
↑ 屋外温度計 現在−3℃
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↑室内温度 現在20℃
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軽井沢の寒い冬を暖かいスウェーデンハウスで過ごしたい
H20/12月25日
室内温度は実に落ち着いていて、20℃前後をキープしています。 朝氷点下−10℃以下になっても、毎朝18℃を下回ること
は無いようです。
蓄熱暖房機は、ファンを回さずに自然放熱だけでこの環境が作られています。
湿度が60%を示していますが、これは床下から暖気を上げている為だと思います。 コンクリートは水分を放出し続ける為、新
築してから1〜2年は床下の湿度が高くなります。
オーナーも「こんなに暖かいなら薪ストーブは使えないな」とニッコリです。 室内外の温度差が30℃くらいに有ると外出時は十
分な注意が必要になりますね。
【 浴 室 】
お風呂はTOTOの1621タイプのハーフバスを使い、腰上から天井までを桧の羽目板で仕上げました。 通常のユニットバスと
雰囲気も変わり入浴も楽しみなお風呂に仕上がりました。 お風呂場は桧の香りでいっぱいです。
サッシには木製3重ガラスサッシをそのまま使っていますが、24時間換気システムのおかげで翌朝にはお風呂の中は、壁や
天井そして窓もカラッと乾いています。
落し込み水栓は定量止水の水栓金具です。 スタンダード型の電気温水器でもこの水栓があれば使用には何の問題も無い
し、不便さは感じません。
【オール電化住宅】
↑IHクッキングヒーター ↑電気温水器(リモコン) ↑蓄熱式暖房機
今回もお馴染みの標準仕様のオール電化住宅です。 キッチンにはIHクッキングヒーター、給湯は電気温水器スタンダードタイ
プ(あえてエコキュートにはしない)370リットル、暖房には電気式蓄熱暖房機と、オール電化のフル装備です。
ガス、灯油を一切使わずに、この設備で2万円前後の光熱費で、冬場家中どこでも(床下も小屋裏までも)20℃前後の生活な
らどうでしょうか? この時の暖房費は1月辺り1万円前後ですが、これはしっかりとした断熱気密性能を有した建物でなけれ
ば実現できません。 最近ではこの蓄熱暖房が良いと言う触れ込みで、導入の件数も増えているようですが、中部電力などで
も「暖房機が機能しない、部屋が暖まらない」と苦情は増えているようです。 暖房機はその家の断熱性能によって容量を変え
る必要があります。 この辺を良く押さえておく必要があります。
軽井沢の家の電気料金
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